空色レモネードの愛し君へ 〜あなたが大好きだから、18歳になるまで婚約を破棄します〜

恋愛(ピュア)

保桜さやか/著
空色レモネードの愛し君へ 〜あなたが大好きだから、18歳になるまで婚約を破棄します〜
作品番号
1712115
最終更新
2023/11/30
総文字数
26,207
ページ数
8ページ
ステータス
未完結
PV数
45
いいね数
0
◆◇こちらはマンガシナリオになります◇◆
「第3回noicomiマンガシナリオ大賞」にエントリーしています。

 安濃寧々(あのうねね)は婚約者がいる。
 その名は幼馴染の仙石康長(せんごくやすなが)。
 父親が議員を務める由緒正しき仙石家の三男である。

 時は遡り、寧々の祖母と康長の祖父は恋人関係にあった。
 名家のといわれた仙石家長男と老舗旅館の跡継ぎ娘の淡い初恋は、まわりの妨害により儚く散った。
 いつかまた巡り会えたら結ばれたいと願ったふたりは、子の代では難しくとも孫たちを許婚にしようと約束した。

 そうして生まれた仙石家の三兄弟と安濃家の娘。
 『信長』『秀長』『康長』と三代武将の名前をもじってつけられた三兄弟の次男・秀長の幼い姿に若き日の恋人の姿を重ねてみた祖母はその後生まれた自身の孫娘に『寧々』と名付けた。
 仙石家の次男と寧々の許婚が婚約が決まる直前、寧々の母親はこの狂った環境に耐えきれず家を出ていく。
 母に捨てられた寧々を元気づけようと試み、仙石家の三男・康長は寧々に一生残る傷を負わせてしまう。
 『一生かけて償います!』そう康長が頭を下げたことにより、寧々の婚約者は康長に決まった。
 消えることのない傷とともに。
 寧々は康長をしばりつけることになった。

 時は経ち、高校生になった寧々と一つ年上の康長は変わらずふたりだけの世界を築き上げてきていた。
 康長はどんどん寧々に対し、過保護になっていく。
 対等に生きていきたい寧々。
 しかし、捨てられた自分のことを考えると時々発作に襲われることも少なくなく、康長の心配は増えていく。
 そんな中で、無自覚にも康長が心奪われている女性がいることに寧々は気づく。
 一生続く愛なんて信じられない。
 それでも、康長とは一生一緒に生きていきたい。
 そう願う寧々は、これから先もどうせ自身は康長を縛ってしまうのだからと、ある決断を彼に告げる。

『18歳までは自由に恋愛をしてほしい』

 好きで好きでたまらないのに、伝えられない。
 これは、すれ違ってばかりのふたりが本当の婚約者になっていくまでの物語。
あらすじ
 安濃寧々(あのうねね)は婚約者がいる。
 その名は、名家仙石家の三男で幼馴染の仙石康長(せんごくやすなが)。
 
 時は遡り、名家のといわれた仙石家長男と老舗旅館の跡継ぎ娘の淡い初恋は、まわりの妨害により儚く散った。孫の代で縁を結びたいと決められていた仙石家の次男と寧々の婚約。
 そんなとき、三男・康長が寧々に一生残る傷を負わせてしまい、その責任を負う約束も兼ね、寧々の婚約者は康長に決まった。

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