終わらせないで
恋愛(ピュア)
完
12
彩空百々花/著
- 作品番号
- 1712084
- 最終更新
- 2023/12/06
- 総文字数
- 11,687
- ページ数
- 25ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 4,821
- いいね数
- 12
この冬、最高に切ない恋物語がそっと静かに終わりを告げる。
あのときの君の嘘に、どうして気付けなかったのだろう。今ならすぐに、手に取るように彼の気持ちが分かるというのに。後悔してもしきれない。
だって、彼はもう───。
〈高杉 美穂─たかすぎ みほ─〉
おとなしめの女の子。
高校3年生。
黒髪ロングが綺麗で、丸メガネがよく似合う。
〈植村 真宙─うえむら まひろ─〉
静かで落ち着きのある男の子。
高校3年生。
さらさらな黒髪に、片耳ピアスがよく映える。
優しい嘘と、苦しい秘密に、あなたはきっと涙する。
私たちの高校最後の青春は、
青くて痛くて、ほろ苦い───。
この作品の感想ノート
こんばんは! こちらの短編、素敵だったのでお邪魔してます、天海です😊
ふたりの心情がよく描かれていて、文章力すごいなーって思いました。
頭の良い真宙くんに追いつきたい美穂ちゃんの気持ちとかすごいわかるし、真宙くんは真宙くんで心臓病という重大な悩みを抱えていて。そんな真宙くんの美穂ちゃんを想う気持ちに感動です、ココア片手に思わずホロリでした。
少し肌寒い夜に読みたくなる物語で、最後は謎に心が洗われました。
いやー、天海もこのくらい誰かを想うような恋ができたらなーなんて思ってます笑
百々花さんの執筆、これからも応援してます!!
天海ゆわさん
2024/02/25 22:13
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