「あるじさまー!朝ですよ!おきてください!」


朝が苦手なあるじさま。


そのことは一緒にすごしてきて知ることができました!


ぼくがきてから数日がたちましたがいまだに最初泣きそうだったのはなぜかおしえてくれません。


「あるじさま。今日は学校なのでしょう?起きないと遅刻しますよ!」


ぼくがそういうとゆっくり起き上がってくるあるじさま。


「んー。起こしてくれてありがと。ご飯食べよっか」


ご飯…ぼく、ご飯は食べなくても生きていけるのになぜあるじさまは用意してくれるのでしょうか


「あるじさま。ぼくは食べなくても大丈夫ですよ?」


「だーめ。ロボットだからといって食べないのはよくないもん」


そういってぼくのぶんもつくりだすあるじさま


でもぼく気づいてるんです。


さっきのはなしであるじさまが寂しそうな顔をしていたこと。


なぜなんでしょう?


なんか悲しいことがあったんですかね。


やっぱり、ぼくにはわかりそうもありません。