ホストに恋して破滅した私ですが、高級キャバ嬢になってイケメンオーナーから愛されています。

相手が由利となるとおごってもらうことは無理だろう。
だけど専業主婦になった由利が高級レストランに誘ってくるとも思えない。

きっとファミレスとかだろう。
そう考えて誘いに乗ることにした。

《日奈子:いいよ! 仕事が終わってから、駅前に集合でいい?》
《由利:OK! 楽しみにしてる!》

久しぶりの友達との約束にさっきまで疲弊していた気持ちが回復しているのを感じた。
カズに会うために社内での食事や誘いをすべて断ってきているけれど、やはり気晴らしは必要なのかもしれない。

由利に何を話そう。
なにを聞いてもらおう。

日奈子は久しぶりにワクワクとした気持ちになっていたのだった。