ホストに恋して破滅した私ですが、高級キャバ嬢になってイケメンオーナーから愛されています。

そう答えたものの、お客さんへのお礼メッセージやお店のイベント情報を送るのは時間外だ。
ちょっとだけ睡眠時間が削られてきていることは事実だった。

それをマキは見抜いているのだろう。
「お肌の調子が良くないみたいだけど」

そう言われてギクリとする。
いくら化粧でごまかしていても、至近距離で見られればバレてしまう肌荒れ。

これも睡眠不足を感じるようになってからのことだった。
「ちょっとシフトを減らしてもらったらどう?」

「ほ、本当に大丈夫です!」
ようやく指名が増えてきたのに、ここでシフトを減らすわけにはいかない。

ヒナは笑顔でマキをあしらって店内へと戻ったのだった。