ホストに恋して破滅した私ですが、高級キャバ嬢になってイケメンオーナーから愛されています。

☆☆☆

すっかりお腹がいっぱいになった日奈子は帰りの新幹線に揺られながら眠気と戦っていた。
ともすればすぐに眠ってしまいそうになる。

だけど隣には光が座っているし、ひとりで眠るのは申し訳ない。
「眠ければ寝ればいいからな」

「自分だって疲れてるでしょ?」
「俺は起きていられる」

腕組みをしてそういう光に、日奈子は目がトロンとしてきてしまう。
京都旅行楽しかったな。

光的には勉強がメインだったんだろうけれど、日奈子としてはドキドキの連続だった。
光はずっと手をつないで歩いてくれていたし、自分の見た目の変化に気がつくこともできた。

日奈子にとってこの旅行での収穫は思いの外大きいものとなっていた。