☆☆☆
昼休憩の時間になると日奈子は1人、使われていない会議室へ向かう。
昼ごはんはもちろん自分で持参してきている。
外食なんてもったいないこと絶対にできない。
会議室に誰もいなことを確認しておにぎりの入った巾着袋を片手に部屋の奥へと向かう。
飲み物は給湯室でいれてきたお茶だ。
会議室のあまり上質とは言えない椅子に座るとホッと息を吐き出した。
みんなの輪に入ること無く自分1人で行動することが増えてから、先輩が言っている通り会社での居心地は悪くなっている。
こうして1人になるとようやく心が落ち着くのだ。
日奈子は長テーブルの上で巾着を開いた。
中から取り出したのはふたつの塩むすびだ。
中身はなにも入っていない。
これを見られればきっと誰かがなにかを言ってくる。
栄養バランスだとか、なんだとか。
昼休憩の時間になると日奈子は1人、使われていない会議室へ向かう。
昼ごはんはもちろん自分で持参してきている。
外食なんてもったいないこと絶対にできない。
会議室に誰もいなことを確認しておにぎりの入った巾着袋を片手に部屋の奥へと向かう。
飲み物は給湯室でいれてきたお茶だ。
会議室のあまり上質とは言えない椅子に座るとホッと息を吐き出した。
みんなの輪に入ること無く自分1人で行動することが増えてから、先輩が言っている通り会社での居心地は悪くなっている。
こうして1人になるとようやく心が落ち着くのだ。
日奈子は長テーブルの上で巾着を開いた。
中から取り出したのはふたつの塩むすびだ。
中身はなにも入っていない。
これを見られればきっと誰かがなにかを言ってくる。
栄養バランスだとか、なんだとか。



