ホストに恋して破滅した私ですが、高級キャバ嬢になってイケメンオーナーから愛されています。

これでは本末転倒なのに、そんなことにも気がつくことができていなかったんだ。
心の傷はまだまだ癒えることを知らないけれど、光のおかげで少しはマシな人間に戻ってきている気がする。

少なくても、食欲を感じる程度には。
日奈子はウインナーと目玉焼きを二人分作ってテーブルに置いた。

光がいつ起きてくるかわからないけれど、そのまま少し待ってみることにして椅子に座る。
こうして誰かを待っているとなんとなく特別な関係になったような気がして、気がついたら頬が熱くなっていた。

別に私はそんな気持ち少しも持ってないし!
ただ、居候としてできることをしただけだし!

慌てて自分自身に言い訳をする。
この場の雰囲気に流されちゃいけない。