ここは音楽高校だから実技の方を大切にしているのかもしれない

そして実技のテストに入ったわけだけど周りの子の緊張がヤバかった!

手に人の字を書いては飲み込んだり必死に楽譜を詠み直したり…などなど

ちなみに私は落ちるつもりで来たから緊張なんて1ミリもせず堂々としてた

「310番の方来てください」

あ!私だ

「失礼します」

「では課題曲である15 Sinfoniasの内から任意で一曲選んで弾いてください」

因みに私はピアノで実技を受けるんだ〜!

1番本気でやってた得意で、大好きなのはヴァイオリンだけどきっと上手く弾けないから

♬♬♬♪ 〜〜〜〜〜〜
      〜〜〜〜〜〜♪♪♬♬♪



…あれ?弾き終わったのに審査員の人ボーっとしてて動く気配がまったくないや

「あの…?大丈夫ですか?」


「ーーーっ!あ、あぁ
これで審査は終わりだ。結果は後日手紙を送るからそれで確認してくれ」

「はい。失礼しました」

ペコっとお辞儀して部屋を出る

いやぁ〜弾くのは久しぶりだったからひどい演奏だったな〜