咲夜はおすずの命令通り布団に寝転がる。
「早くしないかい!あんたの大切な小娘がどうなっても知らないよ?」
なんで俺が…
この一家は何をするか分からない。鈴香の死を利用し雪美の命を出して脅そうと言うのか?怒りで手が震える… 殺してやりたい感情を必死で抑えながら逆らえずにいた。
「… ゆきに手出したらお前を殺すぞ。ゆきは… ゆきは… 俺の命よりも大切なんだ」
「腹立つね長男といいお前といい。何がいいんだいあんな小娘共… とっとと早くしな!」
布団の上でおすずの影が大きく揺れる。
「咲夜さん… 最高だね堪んないよ〜 」
頭を押さえつけられた咲夜は舌打ちする。
このくそ肥満女が… 早く果てろ気持ち悪い。
おすずに言われるがまま従い、言われた事をする… 気持ち良さそうに腰をくねらせおすずの乱れた荒い呼吸は薄暗い広間中に響き渡った。
(ゆき… ごめん… )
同時刻、雪美はおすずに " 咲夜の事で話がある " と言われ屋敷に今日も屋敷に呼び出されていた。

" 咲夜さんがどうなってもいいんだね! "
おすずの言葉が頭から離れない雪美は、逆らうに逆らえず… 屋敷に足を踏み入れると息子の申又が居た。
「雪美ぃ〜今日も可愛いなあ」
申又は雪美をまじまじと見つめ頬を撫でようとする
「さ、触らないで!私はおすずさんに言われて会いに来ただけ…」
申又の手を払った雪美はそのまま部屋に向かい、馬乗りになるおすずと咲夜が交わる信じられない光景を見てしまう。
どうし、て… あり得ない…
何故咲夜とおすずさんが… やだ…
雪美の反応を見てニヤニヤ笑う申又。
「何かの間違いよ… うん。そう、間違い… 帰りま…」
天井を見つめおすずの求める行為が終わるのを待っていた咲夜はドアの向こうに人の気配に気付く…
心臓の動きが止まったようだった
ドアがわずかに開き、申又に髪を掴まれた雪美の姿が見えた。おすずの影が咲夜の上でゆっくりと揺れるのを見て雪美は目を見開いた。
「…ゆき…何で… 」
「嘘… 」

