「ねえ咲夜、お団子を食べて彼岸花の泉へ行きましょ?今年もすごく綺麗に咲いていたの!」
雪美の大好物はみたらし団子で聞くだけで目が輝くほど…
「こら、だめよ?ゆきちゃん咲夜は今からお勉強の先生が来るの」
母上が言い終わるより早く、咲夜は雪美の耳元で小声で言った。
「…行こう」
そう囁くや否や雪美の腕を取って引っ張った。
「もう、また2人とも!!」
嘆く母上を置き去りにし、咲夜は雪美と共に走りだした。勉強より雪美、今年も一緒に彼岸花を見られる… その事実に胸が弾む。
時間が止まればいいのに
咲夜の背中を追いながら雪美は思う…

蓮稀への気持ちは時間薬で割り切り、今では咲夜の事が誰よりも大好きで、どうしようもなく好きで… 命を半分差し出しても惜しくないほど大切な人。
この幸せがずっと続きますように
鈴香ちゃんと蓮稀の様に…
鈴香の事を何も知らない雪美はそんな祈りを胸に抱き咲夜の横顔に見惚れていた。
咲夜は最近ヤキモチを出してくれない。鈴香お姉ちゃんとの縁談が決まるまであんなに蓮稀お兄ちゃんに妬いてたのに…
気付いてたけど言わなかったのは、嫉妬する咲夜が可愛かったから… そんな事を考えていると、ふと雪美の視線に気づいた咲夜は立ち止まった。
「どうした?団子食いに行くんだろ?」
不意の問いに雪美は破顔し、嬉しさのあまり " 私の旦那様 " と、思いながら咲夜の腕にぎゅーっと絡みつく。
「歩きづらいよ、ゆき…」
そう言いながらも咲夜の頬は少し赤い。
「照れてるの?だってこんな風に街中を2人で歩けるなんて嬉しいじゃない… さく、いつも忙しそうなんだもん」
雪美の大好物はみたらし団子で聞くだけで目が輝くほど…
「こら、だめよ?ゆきちゃん咲夜は今からお勉強の先生が来るの」
母上が言い終わるより早く、咲夜は雪美の耳元で小声で言った。
「…行こう」
そう囁くや否や雪美の腕を取って引っ張った。
「もう、また2人とも!!」
嘆く母上を置き去りにし、咲夜は雪美と共に走りだした。勉強より雪美、今年も一緒に彼岸花を見られる… その事実に胸が弾む。
時間が止まればいいのに
咲夜の背中を追いながら雪美は思う…

蓮稀への気持ちは時間薬で割り切り、今では咲夜の事が誰よりも大好きで、どうしようもなく好きで… 命を半分差し出しても惜しくないほど大切な人。
この幸せがずっと続きますように
鈴香ちゃんと蓮稀の様に…
鈴香の事を何も知らない雪美はそんな祈りを胸に抱き咲夜の横顔に見惚れていた。
咲夜は最近ヤキモチを出してくれない。鈴香お姉ちゃんとの縁談が決まるまであんなに蓮稀お兄ちゃんに妬いてたのに…
気付いてたけど言わなかったのは、嫉妬する咲夜が可愛かったから… そんな事を考えていると、ふと雪美の視線に気づいた咲夜は立ち止まった。
「どうした?団子食いに行くんだろ?」
不意の問いに雪美は破顔し、嬉しさのあまり " 私の旦那様 " と、思いながら咲夜の腕にぎゅーっと絡みつく。
「歩きづらいよ、ゆき…」
そう言いながらも咲夜の頬は少し赤い。
「照れてるの?だってこんな風に街中を2人で歩けるなんて嬉しいじゃない… さく、いつも忙しそうなんだもん」

