鏡と前世と夜桜の恋


俺の人生何処で間違えた?

鈴香との縁談を受けていなければ?俺が陽菜の縁談を受け入れていれば?鈴香は今も変わらず優しい笑顔で穏やかに過ごせていたのかもしれない。

鈴香を幸せにすると決めたのに
俺の選択肢のせいで鈴香は…

きっとこれは雪美への気持ちに蓋をしようと鈴香を選んだ俺の罰。


俺は鈴香を利用した、罰を受けるのは俺だけで充分。鈴香は何の関係もない…

俺が我慢すれば
俺が言いなりでいれば

蓮稀は言われるがまま相手の要望を大人しく受け入れまるで感情の無い人形のようにおすずの命令に従った。

「そこ、蓮稀様… そこっ… // 」

どんな穢れでも鈴香の代わりになれるなら…


蓮稀は薄々気付いていた

鈴香は2度と元の生活には戻れないと言うことを。それでも自分が言いなりでいれば

" あの小娘の扱い? 蓮稀様次第だねえ〜客人としてもてなして欲しけりゃ言うことを聞きな "

鈴香が牢の中で少しでも優しく扱って貰える… その約束を信じ、毎日おすずの屋敷に通った。