二人の歩幅が揃うまで

恋愛(ピュア)

春風 夢海/著
二人の歩幅が揃うまで
作品番号
1711002
最終更新
2024/04/04
総文字数
25,097
ページ数
33ページ
ステータス
未完結
PV数
528
いいね数
0
最初はただ、美味しいものが食べたくて
それは少しずつ、癒しの時間になっていって
気付けばただの店員さん、とは言えなくなった

「今日のおすすめのパスタ、ですよね?」

ふにゃりと笑う顔が可愛い年下大学生くんは
私の4年、後ろを歩いている

ひどく疲れた顔も、少しだけ明るい顔も
段々小さな変化に気付けるようになって
返してくれる笑顔に、胸の奥がとくんと鳴った

「今日もすっごく美味しい。癒される~。」

ほんのり赤みがさした頬を膨らませながら
食事を楽しむ年上社会人さんは
4年先を歩いている

二人の歩幅が揃うまで

「年下ワンコを飼ってます」
「俺の彼女が一番可愛い!」
の綾乃と健人が出会って
二人が自然に隣にいるようになるまでのお話

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