気高き暴君は孤独な少女を愛し尽くす


「オレも大人しく休んだほうがいいと思いますよ。毎晩歴くんに抱かれてちゃあ身ももたないでしょうし」



淡々とそう言われば、うぅっと返答に詰まる。

耳元が熱くなるのを感じて目を泳がせた。


やっぱり、そういうことをしてるってわかるものなのかな。

歴くんは私との関係をどういう風に説明してるんだろう。

結婚の話まですでに知ってたり……?



なんとなく膝をすり合わせた瞬間、ふと思い出す。


昨日、お風呂に入ったときから私は下着を付けていなかった。

そのあとは、バスローブごと乱されて……。


はっとして自分の体を見ると、それにびっくりしたまろんがベッドを飛び降りて龍くんの足元へ移動した。


解かれていたはずの腰の紐はきちんと結ばれていた。

よかった……。
龍くんの前であられもない格好を晒すわけにはいかないから。


でも、下着がないのはひどく落ち着かないなあ……。