先生の家。
中に入ってすぐ、
ソファに座らされ、
「料理出来るまで
寝てていいよ。」
といわれたので
ここでも甘えた。
少しだけ眠って、
料理の良い匂いで
目が覚めた。
「あ、目が覚めた?
もうすぐ出来るからね。」
「…うん。」
少ししたら、テーブルに
美味しそうな
料理が並んだ。
しかもスタミナの
付く料理ばかり。
その方が
ありがたいけど。
「どんどん食べてね。
力つくわよ。」
「ありがとう。」
僕は料理を食べ始めた。
菜々花先生の料理は
どれも美味しくて
僕は全て平らげた。
「美味しかった。
ありがと、先生。」
「どういたしまして。
お役に立てたなら
何よりよ。」
先生はにこっと笑った。