「おい、風呂入れよ」 ワインを飲みながら、ぼんやり窓際にあるテレビを見ていたあやめに村正が言ってきた。 どうやら、風呂が沸いたようだ。 「そういえば、たまに、お風呂からのメッセージが違う風に聞こえることないですか?」 「なんだ、お風呂からのメッセージって」 「いや、お風呂から、機械が言ってくるではないですか。 『お風呂の栓はしましたか?』とかって。 この間、『お風呂の栓はしましたよ?』って聞こえた気がしたんですよね」 「なんで、ケンカ売ってくんだ、風呂」