ムラマサ! ~道端でちょっとめんどくさいイケメンを拾いました~

「まあ、由良、頑張ってよ」
と星子は言ってくれたが、美都は、

「やだ。
 頑張らないでください」
と言い出す。

 ――今、かばってくれたのに、何故っ?

「私、由良さんには、小林さんがいいと思います」

 いや、更に何故っ!?
と由良が思ったとき、美都は脇田を見、慌てて言った。

「あ、すみません。
 脇田さんでもいいです」

「……いや、それ、どんな気の使い方?
 僕、そこに混ぜてくれなくていいから」
と脇田は苦笑いしていた。