「私の夢、ついえたわっ」
「私もですっ」
先に立ち上がった筒井たちを笑顔で見送ったあと、星子と美都は、二人で頭を抱えていた。
「え? なんの夢?」
「筒井さんの結婚式の二次会で、理想通りのイケメンと恋に落ちる夢よっ」
と星子が顔を上げて言う。
「駄目だわ。
筒井さん、村正さんに遠慮して、あやめに、なにも言ってきそうにないわ。
あやめの運命の人のはずなのに」
いや……筒井さん、別に私に興味ないと思うんですよね。
あと、私は、運命の人はもしかして、村正さんなのでは?
と思っているのですが。
……私が思ってるんじゃないですよ。
このおまけの手帳の占い師様がおっしゃってるんですけどね。



