「『ピザと冷凍のフライドポテトはいただいたっ』みたいな」
「……いや、この屋敷に忍び込んで、ピザとフライドポテトだけもらってくって、どんな怪盗だよ。
怪盗っぽくしたいなら、そうだな。
ここに『あやめ参上っ!』と書いてやろう」
村正はホワイトボードの右上辺りに、斜めに『あやめ参上っ!』と書く。
なにやってんですか、と言われると思ったのだが。
あやめは満足げに頷いた。
「いいですね。
くの一みたいで」
「……怪盗じゃなかったのか」
と言うと、あやめが笑う。
こちらを見て言った。
「あの……、結婚とかよくわかりませんけど。
ずっとこうして、村正さんといたら楽しいだろうな、とは思います」
「……いや、この屋敷に忍び込んで、ピザとフライドポテトだけもらってくって、どんな怪盗だよ。
怪盗っぽくしたいなら、そうだな。
ここに『あやめ参上っ!』と書いてやろう」
村正はホワイトボードの右上辺りに、斜めに『あやめ参上っ!』と書く。
なにやってんですか、と言われると思ったのだが。
あやめは満足げに頷いた。
「いいですね。
くの一みたいで」
「……怪盗じゃなかったのか」
と言うと、あやめが笑う。
こちらを見て言った。
「あの……、結婚とかよくわかりませんけど。
ずっとこうして、村正さんといたら楽しいだろうな、とは思います」



