朝、雑魚寝していた全員が渋い顔をして起きてきた。
「暑いですね……」
「僕、何故かファラオになってる夢を見ました」
すまん、由良。
俺のせいかな、とファラオライスと勢いで叫んだ村正は思う。
「俺は、ツタンカーメンの発掘に行って、暑い中、ロコモコ食べてました。
もっとさっぱりしたものが食べたかったです」
と誰に訴えているのか、小林が言い、
「……髪、酒臭い」
と星子が抱いていた一升瓶からこぼれたらしい酒に濡れた髪の匂いを嗅いでいた。
「えーと、朝食作りましょうか」
苦笑いしながら、あやめが言う。
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