ムラマサ! ~道端でちょっとめんどくさいイケメンを拾いました~

 


 なんの騒ぎなんだ、これは。

 っていうか、給食でそんなにいろいろ、なんとかライスが出るのか?
と疑問に思いながら、村正は聞いていた。

 村正の通っていた学園は食券を買うタイプの食堂で、給食はなかった。

 なんだろう。
 この疎外感。

 しかも、タコライスだ、ガパオライスだ言っている間に、あやめの周りの男率が高くなっている。

 いや、色気のある話はしていないので、別にいい気もするのだが。

 みんな結構、いい男なので、ちょっと気になる。

 他の女子はどうした、女子はっ、と村正は振り向いてみたが。

 星子は一升瓶を抱いて寝ており。

 その横で小さくなって寝ている美都(みと)は、寝返りを打った星子に腹を殴られ、

「うっ」
とうめきながらも、まだ寝ていた。