大きな木の下に、あやめは寝ていた。 すると、通りかかった王子様が頬にキスしてくれるのだ。 でも、頬なので目覚めまられません、と思いながら動けずにいると、長旅で疲れた王子も横に横たわり、寝てしまった。 これって誰が起こしてくれるんだろうな……? と思いながら、二人で、すかーっと気持ちよく寝ている―― そんな白雪姫な夢だった。