ムラマサ! ~道端でちょっとめんどくさいイケメンを拾いました~

「若のムラマサ開発に、あやめ様は必要な方だと実感致しました」

 どういう意味でっ!?

 っていうか、あの話でっ!?
と怯えながらも、あやめは堀宮に訴えてみる。

「あの~、すみません。
 あやめ様はやめてもらえますか?」

 自分のような庶民をいきなり様づけ、やめて欲しい……と思っていたからだ。

「わかりました」
と堀宮はすぐに頷いてくれた。

 そのあと、嫌がる村正の前で、彼の小さいときの話を語ってくれる。

 それを楽しく聞いているうちに、みな朝食を食べ終えていた。