……まあ、昨日、騒がしかったから、目が覚めちゃったのかな。
いくら広い家とはいっても、と思ったのだが。
庭先から上がってきた堀宮の靴がちゃんと玄関に移動していたらしいので、早朝、庭の掃除でもしていて気がついたのかもしれない。
大きなガラス窓から、燦々と朝日が差し込む朝食用の部屋は、夕食を食べた部屋とはまた違っていた。
部屋があまっているので、朝食にふさわしい部屋。
夕食にふさわしい部屋をユキコが選んでくれているようだった。
いや、ほんとうにこれは、ムラマサいらずな気の利き方だなとあやめは思う。
村正がスマホでコツをつかみながら作ってくれたスクランブルエッグより、もう一段階出来のいい、ふわとろなスクランブルエッグがカラフルなエディブルワラワーや野菜とともに木製の皿に載っている。
それをゴリゴリ擦った塩で食べてみたり、ユキコの手製だというケチャップで食べてみたり。
じっくり堪能しているあやめを眺めながら、堀宮が言った。
「昨日の話であやめ様の人となりは、大体わかりました」
――昨日の話でっ!?
いくら広い家とはいっても、と思ったのだが。
庭先から上がってきた堀宮の靴がちゃんと玄関に移動していたらしいので、早朝、庭の掃除でもしていて気がついたのかもしれない。
大きなガラス窓から、燦々と朝日が差し込む朝食用の部屋は、夕食を食べた部屋とはまた違っていた。
部屋があまっているので、朝食にふさわしい部屋。
夕食にふさわしい部屋をユキコが選んでくれているようだった。
いや、ほんとうにこれは、ムラマサいらずな気の利き方だなとあやめは思う。
村正がスマホでコツをつかみながら作ってくれたスクランブルエッグより、もう一段階出来のいい、ふわとろなスクランブルエッグがカラフルなエディブルワラワーや野菜とともに木製の皿に載っている。
それをゴリゴリ擦った塩で食べてみたり、ユキコの手製だというケチャップで食べてみたり。
じっくり堪能しているあやめを眺めながら、堀宮が言った。
「昨日の話であやめ様の人となりは、大体わかりました」
――昨日の話でっ!?



