「で、一応言うが、俺は黒崎漣斗。希龍の総長で、流希だ。」

「僕は、綾瀬千紘。副総長で、暗希だよ。」

へぇ。漣斗が総長で千紘が副か。

「流希と暗希ってなに?」

「通り名だよ。ちなみに、悠が愛希で、暁斗が笑希で、春希が冷希っていわれてるよ。」

「へぇ。」

「改めて、よろしくね。」



ーこれが、私の人生が変わっていく始まりだとは、微塵も思っていなかった。