いつものように、朝から廊下で騒ぐうるさいやつら。

内心毒を吐きながら今日を笑みを浮かべる。

すると急に、漣斗がある方を見て笑った。

漣斗が、笑った…。

漣斗はそのままそこに歩いていった。

そこには唯花がいた。

え?漣斗と知り合いなの⁇

「唯花。」

話しかけた。やっぱ知り合いなんだ。

「なに⁇」

え、冷た。

「別に。見つけたから。」

は?と思ったのは僕だけではないようだ。唯花も怒っている。

そりゃそうだよね。

「ここうるせぇな…。あそこ行こう。」

勝手に連れてかれてる。担がれて。

「ちょっ!離して!!」

「イヤだ。」

うわー、でた俺様漣斗。