俺は笑いながらマスクを下ろした。
どうせ人のいない道だからと、メガネも外してポッケに入れ、髪も後ろに撫でつけて整える。
「あ、ダメですよ!お外ではちゃんとしないと」
「少しくらい、いいだろ。それに、詩伊の顔をちゃんと見たい」
「!」
パチリと瞬きをして、寒いから、だけじゃない理由で頬を赤く染めていく。
目を細めてそんな詩伊を見つめながら、宝物に触れるように、そっと詩伊の頬に手を添えた。
「待っててくれて、ありがと。…キス、していい?」
「…っ」
詩伊は真っ赤になって、「あ…」とか、「その…」とか言いながら、目を泳がせる。
それでも、返事を待って大人しくしていると、やがて詩伊はギュッと目を瞑って、ほんの少し頷いた。
その瞬間、体が勝手に動いて、気付いたら噛みつくようにキスをしていた。
どうせ人のいない道だからと、メガネも外してポッケに入れ、髪も後ろに撫でつけて整える。
「あ、ダメですよ!お外ではちゃんとしないと」
「少しくらい、いいだろ。それに、詩伊の顔をちゃんと見たい」
「!」
パチリと瞬きをして、寒いから、だけじゃない理由で頬を赤く染めていく。
目を細めてそんな詩伊を見つめながら、宝物に触れるように、そっと詩伊の頬に手を添えた。
「待っててくれて、ありがと。…キス、していい?」
「…っ」
詩伊は真っ赤になって、「あ…」とか、「その…」とか言いながら、目を泳がせる。
それでも、返事を待って大人しくしていると、やがて詩伊はギュッと目を瞑って、ほんの少し頷いた。
その瞬間、体が勝手に動いて、気付いたら噛みつくようにキスをしていた。



