【短】イケメンすぎる大罪人さんを匿っちゃいました…

「けっ、結構ですっ!!男の人のお洋服、買ってきます!」




わたしは目を瞑ったまま弥斗さんの胸を押し返してから、あぁっ、肌に触れてしまった!と慌てて手を離した。

それでも無事に引き離せたのは、弥斗さんが自分から離れてくれたおかげ…?


優しいけど、でも、やっぱり弥斗さんって大罪人さんだよっ!




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近所のお店に走って、無事にLサイズの紳士服を買い込んだおかげで、弥斗さんはお風呂上りもちゃんとお洋服を着てくれるようになった。

たまに、めんどくさいって言って、裸で出てくるときもあるけど…。


今日も無事に過ごせるといいな、と溜息を吐きながら教室に入ると、みんなに囲まれる。




「おはよ~、詩伊ちゃん!」


「今日も可愛い~…!あたし、男に生まれて詩伊と付き合いたかった…」


「何も男じゃなくたっていい。僕なら君を大切にするよ、詩伊?」