静穏総長も、時には激しく愛したい


明日のハロウィンパーティーは、コイツは行けないから……俺が代わりに持って行くことになるよな?

って事は、このハートの飴を持って、帰りの電車に乗らないといけないのか⁉



「な、なにか袋あるか? 電車の中で羞恥心に耐えられなさそうだ」

「なんで? 明日、俺がパーティーに直接もっていくよ?」

「は? お前は入院中だろうが。明日、行けるわけないだろ」



トゲトゲしく言うと「え~」と純弥。コイツの場合は、本当に脱走しかねない。不安だ。

――っと、話は戻って。



「なんでわざわざ真白の姿になってたんだよ。最近は”めっきり”だったろ」

「うーん、俺も不思議なんだけどね。でも”美月って何の飴が好きかなー?”って考えてたら、気づいたら真白の姿で出かける準備してたんだよね」

「(それって……)」



少しだけ、考える。