*澄*



「…………」



(※P243の、澪音のセリフ

「……分かるよ。もう何年一緒にいると思ってるの。澄の考えてる事くらい、何でも分かっちゃうんだから――」

を読んだ澄の反応)



「……ウソつけ。私の気持ちなんか、これっぽちも気づいてないくせに」



お嬢様は昔から鈍い人だった。
というか、澄=親と思われていて……。


お嬢様を好きな私からすると、こんな地獄はない。







「お嬢様、土曜日ですが起きてください。今日はパソコンの講師の方が来られる日ですよ」