正義の召喚士を鼓舞する声が集まり、ビンビンも召喚士の杖をマオとセーラに向かって突き刺すのを止めない。 現状を理解した国王が立ち上がり、マオを指さして命じた。 「召喚士よ、魔王を滅ぼすのだ!」 「はい、国王様。召喚士としての義務を果たします」 「君にできるかな?」 マオが煽るように笑い、ビンビンを見上げる。 マオが魔王だと気づいてから、ビンビンは覚悟を決めていた。 これが召喚士の務めだ。 (まずは魔王を殺します)