翼君のばか…… 翼君は、風が吹いてくる左側に立ってくれたんだ。 翼君が風を受けて、私を守ってくれている。 翼君の大きな体が、風が私に直接当たらないように防いでくれていた。 どうしてそんなに優しくしてくれるの? 優しくされる分 胸が痛いんだってば。 優しくされると さよならが言えなくなっちゃうよ。 これ以上 好きにさせないでよ……。