顔写真は、どこかKーPOPのアイドルみたいでかっこいい。伊織とはまた違った雰囲気のかっこよさだ。正直、こんなイケメンが私にメッセージを送ってきたのが信じられない。
『この映画、僕も見に行きました!ラストシーンに心が揺さぶられて、気付いたら泣いていました。映画鑑賞、僕も好きです。よかったら、美羽さんのオススメの映画教えてくれませんか?』
それから、時間を忘れて遊星さんとメッセージのやり取りをした。この映画が好き、この映画を見に行きたい、そんな話をしているうちに、遊星さんがこう送ってきた。
『もしよかったら、バレンタインの日に一緒に映画を見に行きませんか?』
顔に熱が集中する。それは、生まれて初めてのデートのお誘いってやつだった。
次の日、私は嬉しさからニマニマと笑いながら家を出る。すると、数歩先を伊織が歩いているのを見つけ、勢いよく抱き付いてしまった。
「うわっ!?なんだよ!!」
「伊織〜、私今度デートすることになったんだ!」
「は?誰と?」
「マッチングアプリで知り合った映画好きの人」
『この映画、僕も見に行きました!ラストシーンに心が揺さぶられて、気付いたら泣いていました。映画鑑賞、僕も好きです。よかったら、美羽さんのオススメの映画教えてくれませんか?』
それから、時間を忘れて遊星さんとメッセージのやり取りをした。この映画が好き、この映画を見に行きたい、そんな話をしているうちに、遊星さんがこう送ってきた。
『もしよかったら、バレンタインの日に一緒に映画を見に行きませんか?』
顔に熱が集中する。それは、生まれて初めてのデートのお誘いってやつだった。
次の日、私は嬉しさからニマニマと笑いながら家を出る。すると、数歩先を伊織が歩いているのを見つけ、勢いよく抱き付いてしまった。
「うわっ!?なんだよ!!」
「伊織〜、私今度デートすることになったんだ!」
「は?誰と?」
「マッチングアプリで知り合った映画好きの人」


