いつもの大胆さは微塵もない、なんて不器用な告白――と。明里は笑いながらため息をつく。
「ありがとう、蒼羽。この仮面、玄関に飾っておくね」
「ん。……ん? それって、どっちの玄関? まさか俺の家って言わないよね?」
「言うに決まってるじゃん、私の家にこれを置いたら、夜中に見ちゃった時に怖いじゃん!」
「さっきありがとうって言ったのに……」
なんて。仮面の押し付けあいが始まった、その時。
ピニャータを叩く順番のくじ引きが始まる。
「俺が一番?」
「生吹が一番とか勘弁しろよな。箱が壊れるだろ」
「一輝……分かってる。そもそもレディファーストするつもりだったよ」
「じゃあ何のためのくじ引きだったんだよ……」
そして、各々順番が決まったところで――純弥と伊織が買った飴を、美月が袋の中に入れる。
「ありがとう、蒼羽。この仮面、玄関に飾っておくね」
「ん。……ん? それって、どっちの玄関? まさか俺の家って言わないよね?」
「言うに決まってるじゃん、私の家にこれを置いたら、夜中に見ちゃった時に怖いじゃん!」
「さっきありがとうって言ったのに……」
なんて。仮面の押し付けあいが始まった、その時。
ピニャータを叩く順番のくじ引きが始まる。
「俺が一番?」
「生吹が一番とか勘弁しろよな。箱が壊れるだろ」
「一輝……分かってる。そもそもレディファーストするつもりだったよ」
「じゃあ何のためのくじ引きだったんだよ……」
そして、各々順番が決まったところで――純弥と伊織が買った飴を、美月が袋の中に入れる。



