「心配していた事が現実に……っ。血まつりハロウィン‼」
顔面蒼白で、アワアワしている明里。
そんな彼女を見る蒼羽の目は、冷めたもので。
「何に怯えてんだか。いったん忘れなって」
そう言いながら、明里に何やらズボッと被せた。
それは――
「蒼羽……、なにこれ?」
「のっぺらぼうの仮面」
「なんで⁉」
バリッと、勢いよく仮面をとる明里。
顔のない仮面は、シュルシュルと転がり、純弥の元へたどり着く。
「わああああ! 生首ー!!」
怖がりの純弥が、仮面をギュンッと投げる。すると元のさやというか、蒼羽と明里のところに仮面は戻って来た。



