総長たちによる彼女のためのハロウィン祭り

ドンッ


「「「……」」」



そんな三人のど真ん中に降りて来たのは、オニが持つ金棒。

持っていたのは、鬼の形相(に見えなくもない)生吹。



「さー。まずは、誰が、”誰を”叩く?」

「待て生吹。ピニャータって、飴の入った袋を叩くんだよな?」

「そっか〜じゃあさ。叩き割るのは、”お前の頭”でいいよね?」

「おい純弥。せっかくのハロウィンを血まつりにするつもりか」




「ち、血祭り!!!!」




その会話を聞いていた明里が、過去の記憶を思い出す。

それは――



――もうハロウィンどころじゃない
――ピニャータどころでもない
――あえて言うなら「血まつりハロウィン」だ