総長たちによる彼女のためのハロウィン祭り


「白いのが来るんだ。美月のあんな格好、見せられるか」

「まぁ……あの天使の姿は、本当に天使だったから。着替えて正解だな美月ちゃん」



そんな事を呟いて、頭の中で、さっきの美月の姿を思い出す。主に、スカートの丈の部分を重点に。


「ぐへへ」と口がだらしなく曲がりそうになった時、生吹の冷たい視線を感じたため、さっさと煩悩を消すのだった。



そして、メンバー全員が揃ったところで。今日の目玉、



ピニャータの開催!!



「純弥先輩、伊織先輩。飴を買っていただき、ありがとうございました!」

「美月~、そんなこと良いんだよー! 楽しもうね!」

「この歳で飴を爆買いするとは思わなかったから、楽しかったよ」



大学生ゆえか、大人に見える二人に、思わず美月も目を奪われる。


そして心の中で、来年は自分もあんな素敵な大学生になれるだろうかと、未来の自分を楽しみに思うのだった。