「……っ」
「どうしたの? 美月」
どうしようもないくらいカッコいい。そんな人が、私の彼氏――
そんな事を思った美月は、生吹を直視できなくなって。つい目を知らしてしまう。
不自然なくらい、グリンと回した頭。だけど、その頭は再び、生吹の手によってグリンと戻される。
「ひゃっ!」
「美月、俺を見て。今は、二人きりだよ?」
「……~っ」
だから目を逸らしたんです……っ。と言いたい美月は、もう生吹から目を逸らすことは出来なかった。
そして近づいてくる整った顔に、抗う事も出来ず。
「美月、目を閉じて」
「え、あ……っ」



