『常に1番を求められて家族という温かさはない』って。
私が一緒に呼ばれるのは謎だけど…
理王はまた何かで1番を求められるんじゃないかって少し不安な募る。
私にできることなんて限られてるけど、今は理王のそばから離れては行けない気がした。
───数十分後
「お、大きい…」
田舎から初めて都会に来た時のようにに驚く。
お父さんが働いてる本社がこんなに大きいと思ってなかった…!
マンションのような高層ビル。
「大きいのは建物だけだ。うさぎ、用事を早く済ませて帰ろう」
「う、うん」
理王に腕を引かれて、そのままガラス張りの自動扉を潜る。
エントランスには、綺麗な受付のお姉さん。
そして、待ち構えていたのは秘書と思われる銀縁眼鏡の女性。
明らかに私がいることをよく思ってないのが伝わって、身体が強ばった。


