「まあ、しっかりした子で良かったねうさぎ。
知っての通り、やんちゃで男勝りな子だから手をやくかもしれないけどよろしくね」
「ちょ、おばあちゃん!やめてよ…っ!」
「はい、そこを好きになったので」
「─ヒック─」
あまりにも優しい顔で言うからドキドキしちゃって、またしゃっくりが…!
しかも、しゃっくりの原因が本人知っちゃってるから余計に恥ずかしい。
フッて鼻で笑ってるし!!
「じゃあ、ここに置いてあるもの外に運んでくれるかい?」
「わ、わかった!持ってく!」
その場を逃げるように食材を持って離れた。
どうせ、2人でくすくす笑ってるんだ。


