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「みんな、花森家へようこそ!」
夏休み突入してすぐにうちへと向かった。
長い長い道のりで、麻衣はき、聞いてないよ!ってガチガチに緊張してて可愛かった。
入口には既におばあちゃんがお出迎えしてくれていて、
前会った時と変わらずで安心する。
「おばあちゃんただいま!」
「よく来たね、うさぎもお友達も。何も無いけどゆっくりしていってね」
おばあちゃんの言う通り、周りを見渡すとほんとに何もなくてよく今までここだ暮らしてたなって自分で自分を関心する。
今は、外に出れば美味しいご飯屋さんや、ある程度ものは調達できる24時間のコンビニ。
便利すぎて、ここに戻って暮らすとなると厄介だ。
「ちょ、うさぎ!敷地に鹿いるけど!?」
麻衣が、私の肩をがっしり掴んで盾にするように後ろへ下がる。
その行動にビクッと身体動いた。


