子兎さんは俺様総長のお気に入り



それでも彼は、いつもストレートに恥ずかしながらも想いを伝えてくれてる。



「あーあ、理王がうさぎちゃんにベタ惚れじゃ俺勝ち目ないじゃん」



「え、蓮まさか本気で子兎狙ってたのか?」




「なあに大翔くん。俺がこんな可愛い子に惚れないわけがなくない?」




私の後ろでそんな話をするから、びっくりして目が飛び出そうになる。
聞こえないふりもできる状況ではなくただただ気まずい。


助けを求めるように湊さんを見るけど、この間の一件から私の視線を笑顔で交わす。



あの金髪男のせいで私を見る湊さんの目が変わっちゃった〜!
いつも助けてくれる人が無言の笑顔って結構ダメージ入る……。


本当は、うわこの女ないわって思われてそうで怖い。




「良かったな理王。湊に引かれてるから敵なしじゃん」



「うるさいばか大翔。優しくて顔もタイプだったんだから〜」