いざ言葉にすると恥ずかしくて、思ったこと素直に言えなくて自分で可愛くないなって思っちゃう。
でも、私だけドキドキさせられるのは悔しいから、今私の方が理王より視線が高いことをいいことに唇にキスを落とす。
「……っ!?」
え、理王が耳まで赤い。
いつも余裕でクールな感じなのに可愛い…。
またすぐに立場は逆転して、抱き上げられてた身体を降ろされると後頭部を優しく手で押さえられて、理王の顔が近づく。
「…っん」
上唇を理王の柔らかい唇でやんわり挟まれて、次は下唇を……何度か繰り返し離れた時には身体の力が抜けそうになっていた。
そして、ある男の一言で現実へと引き戻される。
「理王、子兎。仲良くやってもらってるのはいいがそろそろ腹いっぱいだわ」
「「幸せをご馳走様でした」」
頬掻きながら気まずそうに言ったのは大翔で、他の人にも今の見られてて羞恥心ゲージがMAX。
私の顔は沸騰寸前だった。
「なら、1回外でも出てろ。俺たちはゆっくり仲良くしてから帰るから」
そう言いながら私の腰を抱き寄せる理王に、ゲージ爆発した。
「今の記憶皆消してーーーっ!!」
私の叫びは虚しく響いて、ダークネスとの抗争は終了した。


