子兎さんは俺様総長のお気に入り



どうしよう、勝手やりすぎてやっと好きって言おうとしたのに愛想つかされてるパターン?



でもそしたらその身体に―覚悟しとけって言わないよね?
思い出したら恥ずかしくなってきた…っ



「なに1人で百面相してんだよ。」




「だって…契約終わりとか言うから」




「そうだ。前は無理やり黒龍の姫にしてあのマンションにも住ませた。
それぐらい強引にしてでも、お前を繋ぎ止めておきたかったんだよ」




「確かに…結構あの時は振り回されすぎて大変だった。
何かにつけて脅してくるしさ」




て、大事な話してる時に脱線してしまうのは私の良くないところ。
もう、そんな強引なことしなくても離れないことを伝えなきゃ。




「もう一度お前に聞く。花森うさぎ、黒龍の姫になってくれるか?」



「はい…!」