理王…私は、巻き込みたくなくてずっと黙ってた。
あなたの命を狙っているから、忠告をしてそれで終わりだと思ってたのに、気づけば私の方が守られてて…
一緒に過ごす度に、意地悪だけどあなたの優しさに触れていつかしか惹かれてた。
だから、余計に泉海斗のことは言えなかった。
この状況は自業自得なのはわかってるけど、私は!
黒龍の姫でいたい。理王が好き。
その想いは絶対に消さないし、いくら泉海斗に行動を制限されたとしても奪わせない。
「…わかった。あなたの言う通りダークネスの姫になる。でも、条件がある。」
「賢明な判断だね。いいよ、望み聞いてあげる」
「この子は、本当に関係ないから手を出さないだけでなく今すぐここから解放して。
そして、少しだけ二人の時間が欲しい」
「本当に俺の女になるなら叶えるよ」
泉海斗は、手で合図を送って私たちを囲んでいた人達が撤収していく。


