これが彼女らを怒らせるってわかってても、私の意見は曲げられない。
考えを改めて欲しい。
「偉そうに…っやっちゃって」
「……っ!」
何故ホースを持っているのかが今になってわかる。
リーダーらしき人が合図をするとそのホースは私に向かっていて顔面から水がかかる。
幸いにも、うちの高校にはないけれど他はプール開きとも言われる時期で特別水が冷たいわけでもなかった。
「これは警告だから。次はない」
私に水をかけて逃げるように3人はその場を去った。
もう!制服びちゃびちゃだしやりっ放し!
せめて片付けまでやってほしいよね!
「うさぎちゃん!?なんでそんな濡れてるの!?」
「え!なんで湊さんがここに?」
この状況かなりまずい。
誰も来ないと思ってたのに…
「俺は女の子の集団がここに行ったって聞いて見に来たんだ。
て、まさかその子たちにやられたの?」
「ち、違う違う!違います!
ホース片付けようと思ったら、自分の方へ向けちゃってて…」
この言い訳無理がある。
その証拠に、湊さんの顔はどんどん険しくなっていて、今の話を信じてない。


