沢瀬の肘には広い擦り傷があって、薄く血がにじんでいた。
俺が指差すと、沢瀬は何ともなさそうにへらへらと笑いながら言う。
「あ、これですか?体育の時間にちょっと転んでですね。あ、でも全然平気ですよ!」
「…保健室行ったか?」
「へ?行ってません」
俺は沢瀬の腕を引っ張り、ずんずんと無言で早足に歩く。
腕を掴んだ瞬間、一瞬だけ沢瀬が痛そうに顔をしかめた。
俺が指差すと、沢瀬は何ともなさそうにへらへらと笑いながら言う。
「あ、これですか?体育の時間にちょっと転んでですね。あ、でも全然平気ですよ!」
「…保健室行ったか?」
「へ?行ってません」
俺は沢瀬の腕を引っ張り、ずんずんと無言で早足に歩く。
腕を掴んだ瞬間、一瞬だけ沢瀬が痛そうに顔をしかめた。


