各々、仲の良い人と席を選んで座っていた。
無意識にも探してしまうのは花崎さんのこと。
大輝とどこに座ろうか?なんて言いながら席を探していると、
クラスの女子に声をかけられた。
「青萩くん、一緒に座らない?」
「あーごめん」
てきとーに返して空いてる席を探した。
大輝と向かい合って座った。
参考書を開いていると、席を探している花崎さんと莉奈が視界に映った。
視界の端で捉えながらも気づいていないふりをした。
あわよくばこっち来ないかなー
俺の隣はちょうどよく空いているし、
だんだん近づいてくる花崎さんにどきどきと心臓が高まった。


