【番外編】甘くて危険な彼氏 (出会い)



好きだと思ってしまうからこそ、


どうしてもあの噂を消化しきれないでいた。



「、、、、、、」


「、、、、、、」



沈黙を破ったのは彼女からだった。




「青萩くん、私、なにかしちゃったかな?」


「、ぁ、いゃ」



俺から発せられた音は情けなく掠れた声。


たぶん、噂について直接聞かない限り俺たちはここから進めない。



言え。

言うんだ。簡単だろ。


傷つくことなんか慣れてるだろ。

誰になんて言われても平気だったじゃないか




額には汗が浮かび、背中を冷や汗が伝う感覚がした。


口が乾燥して喉が窄む、