花崎さんとの関係は、怖いくらいに順調だった。 だから、きっと天罰が下ったんだ。そうだ。俺がそんな簡単に幸せになっていい訳がなかったんだ。 入学から約2か月半が経ち、梅雨も折り返した頃だった。 嫌な噂が耳に入った。 花崎さんと幼馴染の白澤煌が付き合っているという 聞いた時、気が狂いそうになった。 言い表しようのない不快感が腹のそこから湧き出てきて吐き気が止まらなかった。 しかも、その話には続きがあった。 付き合ってるなんて思った奴は、 朝、二人が同じ家から出てくるのを見たかららしい。